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FLL Challenge・FLL Explorer2021-2022
日本大会レポート




2022年2月20日にFLL Challenge、Exploreの日本大会が開催されました。12月に行われた予選大会と同様に今年の大会は、世界的な感染症拡大の状況を鑑みオンラインでの開催となりました。
2年連続のオンライン大会となりましたが、チームのメンバーは慣れたものでロボットゲームや質疑応答に上手に答えることができました!
Challengeでは123チームが出場した予選大会を勝ち抜いた40チーム、Exploreでは予選大会に参加したチームの中から選ばれた22チームが世界大会出場を目指し挑戦!
DIC学園Kicks×crefusからはChallenge5チーム、Explore1チームが日本大会へ出場し、3チームが入賞することができました!


FLL Challenge
RED広島(広島校)
モチベーション賞獲得!

(チームビルディングを通じて、FLLの文化を取り入れ、チームスピリットと 熱意を表現したチームに贈られる賞)


チームメンバーより:
全国大会初出場で、まさかこのような賞がもらえるとは思ってなかったです。FLL活動を通してみんなでチーム ワークを深め、いろいろな力をつけるために努力したことがモチベーション賞という形になったと思います。
ロボットゲームがうまく行かず悔しくて悲しくて顔を上げられませんでしたが賞をいただいて嬉しくなり来年 も出たいと思いました。FLL活動は本当にいい経験になり最後までやり抜く事ができたのはチームのおかだと思 います。この経験を活かしてどんなときもプラス思考、笑顔で頑張ろうと思います

チームメンター:近藤先生より
今年は6人という多いメンバーでFLLに挑み、念願の日本大会に進むことができました。
結成して最初に取り組んだ活動によってチームが1つになり、その成功体験がFLL活動の原動力になりました。自 宅での準備や調査、自習、FLL活動と目標に向かって全力で取り組んだ熱意が「モチベーション賞」をいただけ たのではないかと思います。チーム全員が最後までチャレンジし続けたことに拍手を送ります。


FLL Challenge
カボスブラザーズ★第二世代(大分サンリブ明野校)
ライジング・オールスター賞獲得!

(プレゼン審査員が将来性を見出し、今後の活躍が期待できる チームへ贈られる賞)


チームメンバーより:
初めて全国大会に出場できて、世界大会への出場は出来なかったものの、何かしら賞を受賞、そしてカボスブラ ザーズの名前を残すことができてよかったです!

チームメンター:高松先生より
ロボット競技は予選から改良を重ねてチャレンジしましたが、結果上手くいかず皆さん残念がっていましたが、 このような賞が受賞できて、来年度に向けてのやる気につながり、とてもよかったと思っています。


FLL Explorer
がじゅまーる(サンエーつかざんシティ校)
チャレンジソリューション賞獲得!!

(プレゼン審査員が将来性を見出し、今後の活躍が期待できる チームへ贈られる賞)


チームメンター:伊志嶺先生より
地域の色を出したテーマで「がじゅまーる」らしさがでた素晴らしいテーマ、プレゼンでした。海中に通した真 空トンネルで物資を運ぶというアイデアを形にできたこと、それぞれの意見を尊重し合って決めたテーマで評価 を頂けたことは、協調性の大切さを学ぶとても良い機会となりました。


各チームの予選大会
~日本大会までの活動内容

RED広島【FLL Challenge/広島校】


「世界をよくするためのチーム」「誰かの役に立つ!」を目指して活動をしていきました。
結成してすぐ「身近に困っていることを解決しよう!」という活動をしていくうちに、チームの絆が深まり、その 後のFLL活動に大いに活かされました。それぞれがアイディを出し合い、それを元にチームで解決策を話し合い考えていくうちに、自分から積極的に意見が出せるようになりまとめる力がついていきました。活動の間には「モグモグタイム」でリフレッシュ、ロボットゲームの時にはリラックスするための「RED体操」と様々な工夫も取り入れ、活動の最後には担当ごとに発表し全員で共有していきました。
今年こそは日本大会に行く!世界を目指す!と目標をたて、分担して責任を持って取り組む部分と協力して取り組 む部分を織り交ぜながら活動してきました。また、ロボットゲームのさらなる得点アップのための改良や予選大会 の評価を元に再調査や改善策を考えると同時に、魅力あるプレゼンになるよう専門家の方に教えていただくなど、 日本大会までの約2ヶ月間全力で進んできました。6人で最後まで取り組めたことで仲間がいる事の良さを感じ、FLL活動を通して経験したことはかけがえのない宝になったと思います。


カボスブラザーズ★第二世代【FLL Challenge/大分サンリブ明野校】
勇鬼【FLL Challenge/大分校】


チームメンバーが大分・明野とバラバラのため、毎週日曜日に全員で合同練習を行い、時間のあるメンバーは普段 の授業後や空いた時間に教室に来て自主練習を重ねてきました。
時間が少ない中でプレゼンの改良やロボットゲームを1点でも多くとるにはどうすると良いか考えたりと、それぞれが自分の役割をしっかりと全うで来たからこそここまでこれたと思います。


Team RK Brothers【FLL Challenge/サンエーつかざんシティ校】


過去最高のTeam RK Brothersとなるべく、世界大会を目指して予選大会から2か月取り組んできました。予選大会ではロボットゲームも上位プレゼンも高評価を頂き自信をつけることができました。特にこの2か月間の活動はメンバーが受験等で忙しくなかなか思うように活動できなかったものの、他のメンバーがその分カバーしたりととても絆が深まった期間でもありました。ロボットゲームでは予選大会でできなかったミッションや上手くいかなかった部分をブラッシュアップし一点でも多く獲得できるように、そして精度が上がるように何度も繰り返し検証を行いました。プレゼンでもコロナ禍で取材が上手くいかないながらにチームとしてできることを考え自分たちでプレゼンを作り上げることができました。


ポリエチレンテレフタラート【FLL Challenge/那覇校】


イノベーションプロジェクトでテーマとして掲げた「ホバーパレット」の完成を目指し、素材の選定や実験、改良 を何百回と行ってきました。誰もが快適に荷物を運べる、力はいらない、夢のような道具を作り上げるというモチ ベーション最高潮になった2カ月だったと思います。試作品は30個を超え何度も動画検証を行いながらモーターのパワー調整をしたり位置調整をしたり試行錯誤を重ねました。予選大会から2か月間はロボットゲーム、ホバーパレットと時間が足りない中で3名が一致団結して進めることができたことが一番の財産になりました。


がじゅまーる【FLL Explore/サンエーつかざんシティ校】


予選会ではアイディアがとても良いと評価を頂きました。本選ではそのアイディアをもっとうまく伝えられるよう、ポスターやモデルを伝わりやすくしたり、プレゼンもたくさん練習して本番に臨みました。インタビューや真空実験をしたりと理解を深めて臨んだので質疑応答もしっかり受け答えすることができ、短期間の間で成長を感じました。4名での活動期間中はお互いの意見を尊重し、良い部分をどんどんモデルやポスターに反映させることができました。長く一緒に活動をしていて息もぴったりな4名は発表でもその良いところをたくさん発揮できたと思います。
たくさん学んでたくさん意見交換してたくさん練習して濃密な2か月を過ごすことができました。




各チームメンターより
FLL日本大会を終えて

RED広島チームメンター:近藤先生より
今年はたくさんのメンバーが集まりました。最初は遠慮がちでしたが、次第に意見を出しあえるようになってきました。人数の多い活動での話し合いの仕方を学び、まとめていく力がついていき目標に向かうことができてきました。
地方大会の結果発表で順位が発表されたときのメンバーの顔はとびきりの笑顔でした。
念願の日本大会出場で心踊ったRED広島のメンバー。東京での大会を心待ちにしていましたが感染対策でオンライ ンになり少しがっかりしました。しかし、すぐに気持ちを切り替え日本大会に向けての活動に打ち込みました。活動日以外に自習に来てロボットを動かし、自宅で資料作成、地方大会での審査員からの助言を元に、再度見直し改善していくなど、パワー全開で日本大会に向かいました。学校、自分の習い事、そしてFLLと全力で進んでいった半年間だったと思います。自分ができることをしっかりやり、困っている人を助け、感謝を忘れずできたときには喜びを分かち合えるチームでした。来年のFLLをすでに考えはじめているRED広島。どんなストーリーができあがるのか楽しみで夢が膨らみます。最後に、保護者の方にはたくさんのご協力をいただき感謝しています。ありがとうございました。

カボスブラザーズ★第二世代チームメンター:高松先生より
プレゼンテーションは、自分たちで「楽しい」といえるほど成長できました。ロボット競技は予選会より高い得点を目指したためどうしてもわずかな調整のズレで最高得点を出すことはできませんでしたが、特別賞を受賞できたので全国に名前を残せてよかったです。明るく楽しく活動してきてこのような結果が得られたこと以上にこのメンバーで活動できたことが良かったと感じています。

Team RK Brothersメンター:津波先生より
下は4年生から上は中3生まで幅広い年齢層でしたがチームワークと仲の良さではピカ一!全員でチームを盛り上げようという気持ちがありました。学年に関わらず自分の意見を言う、お互いの意見を尊重する精神が身につき、イノベーションプロジェクトではその考えがいかんなく発揮されたと思います。ロボットゲームでも予選大会で上手くいかなかった部分を全員で仕組みを考え改善できたことはチームとしての強みが発揮できたと思います。
先輩と後輩のバランスが良く、見ていて気持ちのいいチームでした。FLLから卒業するメンバーもいますが、後輩が上手く引き継いで、さらにチームワークの良く強いTeam RK Brothersになっていくことを期待しています!

勇鬼チームメンター:高松先生より
ロボット競技については、大会当日の最後の最後まで調節を重ねてきましたが思わぬアクシデントで力が発揮できず、みんな煮え切れない思いでした。ただプレゼンに関しては予選大会より評価が上がったので次回の大会につなげていきたいです。みんな本当にがんばりました!

ポリエチレンテレフタラートチームメンター:津波先生より
3名のメンバーで常にフルパワーで活動し何をするにも一緒に意見を出しながら進めていくという強い意志を持ったチームでした。ロボットゲームでも役割を入れ替えながら、何度も繰り返し精度を上げ、トラブルが起きた時は全員で問題解決を行う。こんなに一緒にいたのに争いがごとが全く起きなかったことも驚きです。 ロボットゲームでは少しミスがあり最大の得点には届きませんでしたがそれまでの努力量がものすごく、大きな成長につながったと思います。プレゼンも自分たちの納得できるものとしてできたので大きな成果でした!本当にお疲れ様でした!

がじゅまーるチームメンター:伊志嶺先生より
オンライン大会ではありましたが、予選会から仲良くなった他県のチームとの交流をしたりと普段はできないたくさんの経験をすることができました。予選会から本選まででチームの絆も強くなり、本選大会に出れたことは自信にも繋がったと思います。子供たちの成長を見ることができてとても感動いたしました。

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