2022年12月18日にFLL Challenge・Exploreの九州大会が開催されました。
今年の大会は3年ぶりのオンサイト大会となり、九州大会は福岡県の屋久島おおぞら高校福岡キャンパスにて行われました。
久しぶりの対面での大会にみんな大興奮。特にロボットゲームでは間近で見る他のチームの競技に感心したり、応援したりとオンサイトならではの光景が見られました。今回上位3位に入ったチームは2月に行われる全国大会へ出場となります。
【FLL Challenge(ファーストレゴ®リーグ チャレンジ)って?】
NPO法人 青少年科学技術振興会 FIRST Japanが主催する9歳から16歳の子どもたちを対象とした世界最大規模(世界110ヵ国、約67,000チームが出場)の国際的なロボット競技会です。ロボットゲームと3つのプレゼンテーションの総合上位のチームが、毎年2月に開催される日本大会に出場することができます。日本大会で上位の成績を収めたチームには、世界各国で開催される世界大会に日本代表として出場する権利が与えられます。 今年のテーマはSUPERPOWERED(エネルギー)です。
エネルギーはどこから来て、どのように分配され、貯蔵され、使用されるのかを探究します。そして、より良いエネルギーの未来のために、スーパーパワーな創造性を発揮してイノベーションを起こします。
【FLL Explore(ファーストレゴ®リーグ エクスプロア)って?】
FIRST® LEGO® League Explore は6~10才(日本では小1~小3)までの子どもたちに楽しくSTEM(ステム)教育を学んでもらうためのものです。毎年、テーマは新しくて面白いものが選ばれます。2~6人でチームを作り、動くレゴ®モデルとポスターを使って、調べたことや新しく発見したことを発表します。
DIC学園Kicks×crefusからはChallengeに7チーム、Exploreから1チームが参加しました。
3年ぶりのオンサイト大会!待ちに待ったみんなとの交流ができて大興奮の開会式です!
これからはじまる長い一日が「3・2・1・レゴ®!!!」の掛け声でスタートしました!
フィールド内に配置されているミッションに、チームのロボットを駆使してチャレンジ!
2分30秒という限られた時間のなかで各ミッションをこなしていきます。
ロボットのデザインやどこからクリアしていくかの戦略はチームごとに異なります。
今大会のテーマはエネルギーでタイトルは「SUPERPOWERED」です。
エネルギーをどうしたら今よりも効率よくできるのか、減らすことができるのか、産み出すことができるのかなど様々な面から考えます。
また、子どもたちの柔軟な発想で出たアイデアを、取材して情報収集したり専門家に聞いたりして実現するには?というところまでまとめ発表をします。
チームのロボットについてプレゼンテーションします。
オリジナリティあふれるロボットや戦略がたくさんあるなかで、ロボットの構造やプログラム、ロボットゲームの戦略について、自分のチームの「強み」を自信をもって伝えることが大切です。
Challengeでは自分たちのチームについて、チームが大切にしてきたこと、チームのテーマなど活動してきた中でチームがどのように成長して来たかを質疑応答で発揮します。
Exploreではここで自分たちの大会までの取り組みや製作したモデルについて発表。
DIC学園Kicks×crefusからはChallengeから3チームが全国大会出場権を得ることができました。
1位~3位までを獲得できたことは自分たちが活動してきたことがしっかりと評価していただけたと嬉しく思います。
イノベーションプロジェクトでは自分たちで考えたエネルギーに関することについてモデルを作ったり、専門家に意見を聞いたりと細かいところまで考え抜いてプレゼンをします。他のチームのプロジェクトを見てインスピレーションを受けたり、色々と質問して、こんな方法があるのかと感心したり次に繋がる良い機会となりました。
また、ロボットゲームではいつの教室と違う環境でロボットが上手く動かなかったりとなかなか上手くいかないことも多々ありました。全国大会出場チームは今回の反省を活かしてさらに強くなります!
今回は残念ながら日本大会へ行けなかったチームもあります。しかしこれまで活動してきたことは決して無駄にはなりません。
メンバーと試行錯誤して培ってきたことを日頃の生活でも活かせるはずです。そしてまた来年挑みましょう!
日本大会へ出場するチームはこれから2月の大会当日まで活動が続きます。応援よろしくお願いします!