工業から医療まで大活躍! ~3Dプリンターの魅力について~
皆さんこんにちは!
もうすぐ2月になりますね。
2月といえば…バレンタインデーですね!
頭を使う作業をするときはチョコレートが欠かせないので机にストックしている北九州校の桐谷です。
突然ですが、みさなんは3Dプリンターに触れる機会ってなかなかないと思います。
Kicks×crefusでは12月に北九州校で3Dプリンター講座を行いました。
その講座では自分の名前入りのスタンプをデータの作成から3Dプリンターでの印刷を行い、世界に1つのオリジナルスタンプを持って帰っていただきました!
今回はその「3Dプリンター」についてご紹介します。
3Dプリンターは約40年前の1980年に日本で誕生しました。
ですが当時、3Dプリンターは注目されていませんでした。
アメリカが工業製品の試作品を作るのに3Dプリンターを使用し、その後本格的に実用化されました。
今ではいろいろなところで3Dプリンターが活躍しています。
3Dプリンターの「3D」ってどういう意味かご存じですか?
2Dという言葉もよく耳にしますね?
まずはそれについての説明をしていきます。
2D…こちらは2次元ともいわれるもので、横と縦で構成されているものです。
生徒の皆さんが使っているワークシートのジュリオ君がこれにあたりますね!
3D…3次元ともいわれるもので、2Dの横と縦に「高さ」が加わったものをいいます。
高さがくわわることで立体的な形になります。
言葉だと難しく感じると思いますがイラストにするとわかりやすいですね。
3Dプリンターは右のイラストのように立体的な作品をつくることができます。
その3Dプリンターには大きく分けて2つの印刷方法があるのでご紹介します。
まず1つ目がLCD式(光造形方式)といわれるもので、レジンと呼ばれる液体状の樹脂に紫外線を当てて固める方法です。
LCD式ですと表面が滑らかに仕上がりますが、印刷にかかる時間が長いことや、危険な薬品を使用したり、最後に余分なレジンを洗い流さないといけないのでとても手間がかかります。
もう1つの方法がFDM式(熱溶解積層方式)といわれるもので、こちらは200℃以上の高い熱により柔らかくなる樹脂を使って、樹脂をノズルから絞り出し何層にも重ねて形を作る方法です。
FDM式だとLCD式よりも印刷時間が短く、洗い流す必要も薬品を使用する必要もないので、扱いやすいものですが、重ねた層がはっきり見えるため仕上がりが粗くなります。
左の写真がFDM式で右の写真がLCD式です。
パッと見てみるとあまり大きな差はないように見えますが、拡大すると違いがはっきりわかりますね!
ですがどちらの作品もクオリティの高い仕上がりになっていますね。
今では、工業だけでなくチョコレートの手作業では難しい複雑な造形や
人体の骨や臓器なども再現してしまう…なんてことも進んでいるそうです。
実はこの3Dプリンターは教育の面からも非常に注目を集めているのです。
STEAM教育の最先端を進むアメリカでは既に小学校の授業で3Dプリンターを使用しています。
小さいころは良く紙に絵を書いて遊んでいたと思います。
しかし紙に書いたものを実際に3Dで作成することができませんでした。
ですが3Dプリンターの登場により自分の頭の中でイメージしているものを簡単に立体化したり、様々なパーツを組み合わせて作品をつくったりできます。
LEGO🄬でも同様に想像を形にすることができますね。
LEDO🄬と同様に3Dプリンターでは自分の想像しているものをデータ化し、そのデータを造形することができます。
しかしその過程で何度も失敗を繰り返し、様々な角度からアプローチする力が身に付きます。
これはKicks×crefusでも大事にしているトライ&エラーと同じですね。
柔軟な考えをもつ子どもだからこそ想像を形に変えられる3Dプリンターが可能性を無限大に広げることができますね。
3月以降に、大分校、久留米校、熊本校をはじめ、全校で3Dプリンター講座を開催する予定ですのでお楽しみにしていてください!
北九州校 桐谷
この記事を書いた先生
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みなさんこんにちは!走ったり、サッカーをしたり、物を動かしたり…いろんな事をするロボットをレゴで作ってプログラムで動かします。私と一緒に色々なことを楽しく学びましょう。
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