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子供たちの能力を伸ばすためには


子供たちの能力を伸ばすためには

 

子育てにおける永遠のテーマだと思います。

最近では、「ほめて伸ばす」なんていう言葉もよく聞かれ、まるで叱ってはいけないような風潮も見受けられる中で、「答え」を求めていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

ただ、多くの方々が知るように「答え」というものはありません。

そもそも親の願望と本人の意向が沿うことは珍しく、ある種の「行き当たりばったり」のようなものとも言えるのではないでしょうか?

しかし、色々な方法や方針で、本人の能力を伸ばす手伝いは可能だと思われます。

今回は、お子様自身の「夢」や「将来の希望」を叶えてもらうために、周囲の大人が出来る事をお伝えさせて頂きたいと思います。

 

「ほめて伸ばす」とは...

最近、よく聞かれる言葉かと思います。ただ、無理矢理にでもほめればいいのか…叱ってはいけないのか…など、突き当たる部分は様々にあると思います。

ここでは、「ほめて伸ばす」という手法の元となった『ピグマリオン効果』についてご紹介したいと思います。

『ピグマリオン効果』とは、1964年にアメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールによって提唱された「人は期待された通りの成果を出そうとする傾向がある」という理論で、別名「教師期待効果」とも呼ばれています。

この理論は、教育者が学習者に対して期待を込めた眼差しを向けていると、学習者たちも 期待されていることを意識して成績が向上していった…という内容です。

これは、家での勉強などの時にも応用することができます。”子供を信じてあげる”これが重要となります。

例えば…子供が何かをしたいといったとき「危ないからやめなさい」「まだできないから無理をしてはダメ」などチャレンジの前に遮ってしまったことはありませんか?「自分でできる」「やってみたい」という気持ちを発揮したのに、「やめておきなさい」「できるわけがない」と決めつけられてしまうと、子供がやる気を失ってしまうのは想像できると思います。

こうして、自分の子供を信じて様々なことにチャレンジしてもらうことはとても大切なことです。

ただ、闇雲に「自分の子供はできる・できるはずだ」と期待を押し付けすぎてしまい結果的に失敗したこと対して、叱責したり、落胆した態度を見せてしまうのは最も良くないことの一つです。そこまでにできている・できたことを褒めてあげるようにすると、子供も「次にまた頑張ろう」という気持ちになってくれると思います。

しかし、これまた闇雲にほめればよいというわけでもないのです。

 

何を「ほめて」あげればよいのか…

前項の最後に、結果が失敗であってもその過程を褒めることが大切であると述べましたが、ほめる部分・褒め方にも注意が必要です。

あくまで「結果」よりも「過程」に重点を置いて褒めてあげることが大切であると述べましたが、これは成功した場合にも言えることです。

「結果」ももちろん大切ですが、「よく頑張った過程」を重点的にほめてあげましょう。良い結果が出せたときに、結果とともに「少しずつよく頑張ったね」と過程をほめてあげることです。過程にある「努力」をしっかりほめてあげることで、努力することに価値を見出せるようになり、それを大切にしてくれるようになります。

また、結果だけをほめ続けていると良い結果が得られなかったときに落ち込んで自分を責めてしまったりするようになる可能性があります。これは、「期待をし過ぎしまう」ことでも気を付けなければならないです。

これにより、子供がプレッシャーを感じて過度のストレスがかかり続けてしまうことや、緊張が強く出て本来の能力が発揮できなくなってしまうなどの良くない影響が出てしまうことがあります。

加えて、他の子供と比較してほめることはNGです。これにより「自己肯定感」が強くなりすぎる、「自分は他の誰よりも優れている」と思い込んでしまういわゆる『ナルシスト』になってしまい、他人を見下したり、それにより自己研鑽 すなわち「努力」を放棄してしまう可能性が出てくるのです。

また、むやみに「あなたはやればできる」とやたらとほめ過ぎるのも良くありません。

このように、一言で「ほめて伸ばす」といっても気をつかう部分が多く、ただほめるのではなく「内容」と「タイミング」、「頻度」といろいろと要素があるのがお判りいただけたのではないでしょうか。

「ほめて伸ばす」上で大切なこと

それではここまでの話を少し整理して、「ほめて伸ばす」ために大切なことをまとめてみましょう。

〇 物事の基準は1つではない

物事において、「勝ち負け」や「正誤」は大切なことではあるものの、それがすべてではありません。もちろんかけっこで2位になるよりは1位になれたほうが素晴らしいのは確かです。でも、皆が1位を目指す中で1位になれないことは出てきます。勝つことが素晴らしいのではなく、「それを目指して努力したことが素晴らしい」ということをほめて教えてあげることが大切になるのです。

また、「正誤」に関しても価値観や見方によって変わることもあり得ます。子供のやることを多角的に見て、色んな部分を見つけてあげることが大切なんだと思います。

〇 多様性を認める

前項にやや被る部分ではありますが、大人になって社会に出ると勉強やスポーツだけが役に立つわけではありません。

確かに勉強やスポーツは将来のために役に立つ部分が大きいと思います。ですが、そのためにそれ以外のことを制限しすぎるのは、様々な可能性の芽を積んでしまうこともあり得るのではないでしょうか?

こういった場面では、ゲームや漫画といったサブカルチャーは悪者になりやすい傾向があると思います。確かにしなければならないことをおなざりにするほど、のめり込むことは良くはないでしょう。ただ、それも子供の大切な興味という一面です。子供の趣味・趣向を寛容にとらえ、そして向き合っていくことでひょっとすると隠れた才能を見つけてしまうこともあるかもしれません。子供が興味を持つものも探してみたり、色々なものを見せたり・させてみたりすることなど「きっかけ」を作ることも大切となるでしょう。

〇 願望を押し付けないこと

期待しすぎる部分が決して良い結果を生むとは限らないといった部分に掛かりますが、そういった場面は親が願望を押し付けてしまうことによって生まれやすいように感じます。「何故、このくらいのことができないんだろう」「他の子供はできているのに…」といった感情もそういったところから出てきてしまうように感じます。

うまく出来なくて一番つらい・悔しいのは「子供自身」です。

だからこそ、過程を見つめて出来たことをほめ、過程における頑張りを評価してあげる…そして、次にまた頑張れるように応援してあげる…これを積み上げていくことが重要になるのです。

最後に…

ここまで述べてきた中で、正直ややこしい感じがする方もいらっしゃるのではないかと思います。

ですが、難しく考え過ぎず「子供をよく見て、よくコミュニケーションをとること」それらを心掛けていく中で、自然とほめるべき場面がわかってくると思います。

 

子供の人生は子供が主役です。

 

それを共に楽しみ、背中を押してあげることが子供たちの能力を伸ばすのに肝要であるといえるのではないでしょうか。

この記事を書いた先生

編集長 鈴木
編集長 鈴木

最高の教室で最高の笑顔に会える日が待ち遠しいです。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


2019年7月8日 6:38 AM 編集長 鈴木

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