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ロボットと共存していく為には


ロボットと共存していくには


「ロボットと共存していくには」昨今、こんなテーマが話題に上がることが多くなりました。将来、仕事の多くをロボットやAI(人工知能)に奪われてしまう…なんて話も聞いたことがあるのではないでしょうか。

今回は「ロボットと 共存していくには」をテーマにお話ししたいと思います。

雇用の未来」…将来における「ロボット」の役割


そもそも、ロボットは人の生活や仕事を助け、世の中を便利にしてくれる存在だったはずなのに、どうしてこんな議論が盛んになっているのでしょうか。

2014年にオックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授と同大学のカール・ベネフィクト・フライ研究員によって「雇用の未来-コンピューター化によって仕事は失われるのか」という論文が発表されました。アメリカ国内の702の職業を様々な特性を考慮して分類・分析を行い、それらの職業が10年後にコンピューター化の影響で消滅してしまう可能性を試算し、結果702の職業のうち、47%が10~20年後には機械に取って代わられる可能性が高い…と結論しています。

その1年後の2015年には、日本の野村総合研究所が同准教授とともに日本国内の601の職業に関しても同様の調査を行い、結果として日本でも49%の労働者の仕事がロボットや人工知能に置き換わるだろうと結論されています。

このことは、当時から最近にかけてマスコミや多くのメディアに取り上げられました。議論が盛んになったのも、このころからです。

労働における ”人とロボットの現状”


私は昨年末に教室の生徒たちとともに、自動車の工場を見学させていただきました。

そこでは機械が自動化された動きで車のボディの金属加工や塗装を行っていました。また、工場内を決められた道順をたどる形で、パーツや道具を運ぶ無人の作業車が走っていたりもしました。

ですが、それ以上に多くの作業員の手によって車の組み立てが正確に手早く行われていました。塗装の仕上げも熟練の作業員の手によってなされていました。

ただし、これらの熟練された技術による仕事も、上記の研究によればロボットやAI(人工知能)に取って代わられるといわれている職業です。

いま、この記事をお読みになっている方も、「自身の仕事がなくなってしまうのではないか」または、「子供が将来、どのような職業に就けばよいのだろうか」など、危機感をお持ちになったのではないでしょうか。」

”ロボットと共存” するためには


上記の研究で「なくならない仕事」とされているのが、医者 や 看護師・教師やデザイナーなど社会性やコミュニケーションが肝要な職業や創造性が不可欠な業種が挙げられています。ですが、すべての人がこれらの仕事に従事できるだけの需要があるとは考えにくいです。

なんだか、未来は人が生きづらくなるような、そんな話ばかりしてきてしまいましたが、実際に人と ”ロボットが共存して” いる分野は多くあります。

たとえば、介護の現場では「ロボットスーツ」なるものが登場しています。自力で起き上がることができない人などを介助するのは、大変な力が必要です。ですが「ロボットスーツ」を装着するとその動作を補助し、介助者の身体的負担を大きく軽減します。

また、医療の現場にも多くの機械が導入され、それらを熟練の医師が操ることで今まで処置ができなかった病気などに対して的確な治療が行えるようになり、助かる命も増えています。

そのなかで人が果たしている役割は、「コミュニケーションをとること」です。

介護施設に入所している方の多くは生活の質を落とさない・または上げるためにリハビリテーションに取り組みます。その現場で、時に手助けをしながら励ますといった情緒にかかわる部分は、機械には難しい部分です。同様に医療の現場で患者に寄り添い、ともに病気と闘う…こういった精神的な部分には「コミュニケーション」が重要です。

こういった部分が機械に取って代わられることは考えにくいです。

これらの分野以外にも、ロボットの正確性・緻密性と人の情緒や判断が組み合わさって目まぐるしい成果を上げている分野は多くあります。

「機械ではアプローチしにくい部分を大切にする・重要視する」

このアイディアが何をするにも大切なのではないかと思います。

未来に向かって思うこと


いま、機械やAI(人工知能)の技術の革新は目まぐるしく、上記の研究が結論付けたように将来、機械に取って代わられる仕事も多くあると思います。

2020年には小学校でプログラミングが必修科目化します。これには、こういったIT化が進む社会への対応とともに論理的思考の力を育み、考えること・思考することを大切にしようという狙いがあります。

ロボットに仕事を ”取られる” と考えるのではなく、「ロボットと共存し」より仕事の質を高めることを考え、人生を楽しく豊かに生きること…そうすることで自然と「ロボットと共存する」社会が出来上がっていくのではないでしょうか。

この記事を書いた先生

編集長 鈴木
編集長 鈴木

最高の教室で最高の笑顔に会える日が待ち遠しいです。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


2019年3月17日 8:27 AM 編集長 鈴木

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