世界最大級のロボット大会ファーストレゴリーグの魅力に迫る!
一度ハマるとやみつきに!FLLとは!?
FIRST LEGO League(以下FLL)とはアメリカのNPO法人FIRSTとLEGO社によって1998年に設立され、
日本では2004年から開催されています。現在、世界98ヵ国の約40,000チームが出場している世界最大級のロボット競技大会です。
年齢別で9歳~16歳の青少年を対象としたFLLと6歳~10歳を対象としたFLL Jr.(ジュニア)に分かれます。
子ども達主体の大会ですが、見守る大人達も負けないくらい一喜一憂し一体感が感じられるような大会です!
まずはFLLからご紹介します!
【FLL】大人も白熱すること間違いなし!手に汗握るロボットゲーム!
ロボットゲームは十数個のミッション(課題)が配置されたマットの上で行われ、2分30秒でのミッションの成功数によって得点が加算されていきます。
ミッションによって獲得できる点数が違い、難しいものもあれば簡単なものもあります。
クリアする順番や方法はチーム戦略によって異なるので、どのようにクリアするかアイデアと製作力、プログラミング力が試されます。
一つひとつ正確にクリアするのも良し、一度に複数のミッションにチャレンジして時間を有効に使うのも良し、
とにかく一つのミッションがクリアできるごとに子ども達だけでなく見守る大人も大興奮すること間違いなしです。
【FLL】大人顔負けな3つのプレゼンテーション!
FLLのおもしろい特徴として、ロボット競技だけではなく3つのプレゼンテーションを行う、ということがあります。
ロボット競技会なのでロボットだけ!という訳にはいかないのです。
「プロジェクト プレゼンテーション」
今年の課題に関して問題点を見つけ、自分たちなりの解決策を考えます。
その解決策は専門家などの第三者へ共有し、アドバイスを受けてより本格的な研究結果としてまとめ、プレゼンを行います。
2018年の大会では”宇宙”をテーマとして、様々な問題点に対する個性的な解決策が多く紹介されました。
「ロボットデザイン プレゼンテーション」
自分たちが作ったロボットのPRとプログラミング、競技の戦略などをまとめてプレゼンを行います。
「コアバリュー プレゼンテーション」
“コアバリュー”とは、なかなか聞きなれないワードですが、この活動で何を経験したのか?そして何を得たのか?またチームワークや態度が評価されます。
お互いを尊重しながらチームとして活動していくことが大切です。
実はこれがFLLの核となるプレゼンテーションです。各チーム、オリジナリティを出しながら自分たちの想いをまとめます。
ロボット競技だけでなく、これら3つのプレゼンも同時にこなしていく。
これ、なかなか大人でもすんなりとはいきませんよね・・・??
では、次にファーストレゴリーグジュニア(FLL Jr.)についてご紹介します。
【FLL Jr.】モデル製作やプレゼン・・・どんなことをするの??
9歳~16歳が対象のFLLとは違い、FLL Jr.では
自分たちの作った動くモデル、テーマに沿った研究成果、チームワークの発表をまとめて行います。
発表の手法は様々。各チーム、自分たちが一番得意な方法で想いを伝えます。
昨年のテーマ「月」では宇宙飛行士の恰好で演出したり、プレゼンで歌ったりなどの工夫が見られました。
大会までのチーム活動では、テーマについて調査し、調べたことや発見したことをモデルやポスターへまとめていきます。
その中で、チームワークを育んでいくことも大切ですし、こちらでもコアバリューを学ぶことが必要です。
お互いに尊重し合い、アイデアを出して、問題点を見つけたらしっかりと話し合う。そして何よりチーム一丸となって楽しむということが大切です。
FLLとFLL Jr.で共通すること
レゴブロックやマインドストームという使い慣れている教材を使用することで、
チームでひとつのものを作り上げる楽しさを知ったり、科学技術に興味を持つきっかけになったりします。
またプレゼンテーションやロボット、モデルを製作するなかで自ら課題を見つけ、解決していく必要性を自ずと理解し積極的に考え、動くようになります。
そして「答えのない問い」に対して自分の意見だけでなくチームメンバーの意見も取り入れて、チームとしての答えを作り上げます。
その考えるプロセスを小中学生のうちから経験することは、今からの社会を生き抜いていくうえで非常に役立ちます。
まさにこれはアクティブラーニングの実践ではないでしょうか?
文部科学省から示されている「主体的、対話的で深い学び」を柱として、「主体性」「多様性」「協働性」を育てるだけでなく、
「思考力」「判断力」「表現力」「知識」「技能」も身につける。FLLやFLL Jr.では自然とアクティブ(能動的)になっていきます。
大会の練習期間は子ども達が議論し合い、笑いながら、時には難しい表情をしながら、全力でひとつのことに向き合う姿をみることができます。
子ども達の成長をまさに“実感“することができるそんな大会。一度参加すると病みつきになりますよ!
ともに世界を目指しませんか?
この記事を書いた先生
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こんにちは。Kicks中部校の津波です。
レゴを使って学校のお勉強ができるとても楽しい教室です。
パソコンを使ってプログラミングの勉強もするので
パソコンの操作もできるようになりますよ!
ぜひ教室でお待ちしております。
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