トップページ > ブログ

ブログ

読書速度と面白さの関係


こんにちは。中2のころ、学校から出される宿題をいっさいやらず、代わりに1日1冊本を読んでいた鹿児島校の瀬戸山です。非常に地味な反抗期を迎えていたわけですが、私の持っている読む力・書く力の半分はこのころ身に付いたと思います。

先日新聞に「読解力低下」の記事が載りました。記事にもありましたが、読む力は全部の教科の基礎ですから、なかなかほっとけない話ですよね。確かに「日本語だから普通に読めば分かる」という認識を改めるべきなのかもしれません。

しかし、それはそれとして、やはり面白い本をただ面白がるためだけに、時間を忘れて読んでほしい、そういう経験を子供たちにたくさんしてほしい!という気持ちも捨てきれない私です。

ところで中学・高校のころ、英語の長文問題を読むのがイヤで仕方なかった方いませんか?…私はイヤでした。だっていちいち分からない単語を調べながら読んでいたら、読み終わるころには前に何が書いてあったか忘れるくらい長くかかりますもの。「結局なんの話だったの?つまんない!」となるわけです。

実はこれには訳があり、人間の脳は同じ情報を受け取るにしても、ある程度テンポよく受け取らないと面白く感じないという研究結果があるそうです。残念ながらいつだったか、何で見たのか忘れましたが、英語の長文を面白く感じられないのはこれが理由というのを見て、大いに納得した記憶があります。出典を書けないのが残念です。

これは学校の授業や日本語の本にも当てはまり、ゆっくりすぎる授業や、拾い読みではやはり面白さを感じられないらしいのです。

私はここに、「速読トレーニングを始めたら本がますます好きになった」のワケがあると思います。きっと「読む速度を上がる→本が面白い→さらに速く読める→より本が面白い」という良い循環が生まれるのでしょうね。

速読トレーニングされている方もされていない方も、読む速さと面白さの関係にいちど注目してみてはいかがでしょうか。

さて私の中2時代ですが、活字には大いに親しんだものの、テストの成績はやはり一時的にガタ落ちしました。…お勉強も大切でした。

速読、「教科トレーニング」もありますよ~♪

 

この記事を書いた先生

鹿児島校 小村
鹿児島校 小村

Kicks鹿児島校では総合的な学習を行います。

さんすう・りかの知識はもちろん、社会の授業もあります。ですから小学生には最適な教室です。プログラミング必修化の時代もすぐそこです。一緒に楽しく学びましょう。


2019年12月10日 4:25 PM 鹿児島校 小村

カテゴリー

このページの先頭へ
教室一覧