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レスキューロボットをつくろう!


こんにちは。先週に引き続き、まだ少々浮かれ気味の鹿児島校の瀬戸山です。教室に生徒様が来てくれるって大事だな、元気がもらえるもんなーと実感しております。

さて、アドバンスコース33回の内容は「レスキューロボットをつくろう」。がれきの上を楽々と移動できるロボットです。

この回の面白いところは、ロボットを作る過程で実験が入るところです。ホイールだけのツルツル滑るタイヤ、ちゃんとゴム部分が付いているタイヤ、さらにそこから歩く動物の足のように回転するタイヤ(と言っていいのか…説明が難しいです。写真をご参照ください)を付けた状態で、坂道や大小の凸凹、階段状の凹凸を乗り越えていく実験をしました。

これはもう面白いくらいに結果がきれいに出て、まずツルツル滑るタイヤでは何もできない!というのが分かります。ふつうのタイヤなら滑らないのである程度進めますが、段差が大きいと超えられません。そこで登場するのが最終形態のレスキューロボットです。前輪と後輪…というよりもまるで前足と後ろ足のような動きで、力強くレゴブロックの階段を乗り越えてくれました。以前につくったカエルのロボットを思い出させる動きのため、生徒様たちにも大うけでした。

このレスキューロボット、平坦なところで走るとしたら無駄な動きが多く、スピードもさほど出ず、スマートな外見でもないのですが、がれきを乗り越えるためにはこの変な形状が必要なのです。

以前に、悪路に対抗するために車(レゴで作ったもの)を改良していったら、全然意識していないのにふつうに「オフロード用の四駆のかたち」になったのを思い出しました。タイヤが溝にはまったら困るから大きいものにする、でこぼこに引っかかったら困るから車高を高くする、前輪と後輪のどちらかが浮いても大丈夫なように四駆が理想…と進めていくと、「単にかっこいいからこの形じゃないんだ!」ということが本当によく分かりました。

もうすぐクレファスに進む生徒様たちですから、ロボットの改良も「見た目重視」から「機能重視」へと移行してほしいところです。機能に直結する改良を意識してくれたらいいな、と思える回でした。

来週も元気で教室に来てね!待ってます♪

この記事を書いた先生

鹿児島校 小村
鹿児島校 小村

Kicks鹿児島校では総合的な学習を行います。

さんすう・りかの知識はもちろん、社会の授業もあります。ですから小学生には最適な教室です。プログラミング必修化の時代もすぐそこです。一緒に楽しく学びましょう。


2020年1月23日 2:57 PM 鹿児島校 小村

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