日本のプログラミング教育について
日本で導入されるプログラミング教育
2020年度から初等教育に必修化されるプログラミング教育。プログラミングときいてもピンとこない方も多いのではないでしょうか。必修化にあたり様々な保護者様から頂く質問が「プログラミングは何のためにやるのか?」「どういった場面で必要になるのか?」「新しく科目が増えるのか?」といった内容です。
プログラミングと聞くとどうしてもC言語などのプログラミング言語を活用したソースコードの勉強をするのかと思っていまいますよね?難しい勉強やプログラマーを目指すための勉強ではありません!
1.プログラマーを目指すための勉強ではない
2.新しい教科ではなく理数系科目に導入される付随教科
3.論理的思考力を鍛えるための科目
とても眠くなりそうな言葉が並びますが・・・
第一にプログラマーを目指すための勉強ではありません。言語などを用いておこなう授業ではないため、プログラマーを目指すのであれば専門的な知識を別に学ぶ必要があります。
第二に新しい教科が出来て授業時間が増えるというわけではありません。理数系科目の中で授業を行っていくため、学校によって回数や内容が変わると言われています。ただ、今まで触れたことのない科目になるわけですから、習い事でプログラミングを先取り勉強しているお子さんにはアドバンテージがあることは間違いありません。
第三に論理的思考力を鍛えるための科目になります。複雑な事柄を分かりやすく説明する力。論理的に筋道を立てて物事を考える力です。例えばロボットを動かす時、「まっすぐ5秒進んだ後、右にカーブする」前述通り動かすためにどの様なプログラミングを作れば良いのか?それを考えることにより先のことを考えて論理的に行動や思考を導く力を育てようという教育なのです。
世界と日本を比べると日本はどのくらいなのか?
残念ながら世界の国々と比べると日本のプログラミング教育はとても遅れていると言われています。他国との比較を少しご紹介します。
📒イスラエル
高校の科目に必修化されています。日本の国語や数学に匹敵する単位数があるとも言われています。
📒エストニア
公立小学校1年生から導入されています。Skypeの生まれた国ですから納得ですね。
📒インド
言わずと知れたIT大国ですよね!以前ご紹介した記事の中にはインドの工科大学生の初任給に4000万円をオファーした会社もあるとご紹介したくらいです。
IT大国と呼ばれている国々がIT教育の中で行っているのはコンピュータの使い方を教えるのではなく、原理やプログラミングを教えているというところのようです。イギリスでは5歳から教育の中に組み込まれるという制度もあるようなので小学生だから早いということはまったく無いですね!
ICT教育やSTEM教育など最近ではIT教育に力を入れている国がとても多くなっています。日本は各国にも出遅れてしまっている分、世界に通用する力をすぐに鍛えるのはとても難しいことです。
どんな学びも楽しいことがお子様には大切ではないでしょうか?私たちの授業に毎日楽しく授業に通ってくれています。保護者様からはいつもこの教室にだけは楽しく通ってくれてるんですよ!と伺います。
学校の授業では補えない力をぜひKicks×crefusの教室で養ってみませんか?
この記事を書いた先生
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最高の教室で最高の笑顔に会える日が待ち遠しいです。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
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